2009年10月24日土曜日

Q.E.F

文化祭初日のようすです。

予想以上に緑が丘への人通りがあるなとビックリ!
大岡山との間に展示したパビリオンは人目につきやすくて運がいい。

パネル効果かな、子供も見たり触ったりしてくれてます。

いよいよゲストも揃い、Q.E.F開始。
まずは佐々木さんのプレゼン。現在手がけておられるクリエイティブ事業の説明。
クリエイティブを通して社会を良くしていこうという意思が垣間見える。もともと教師を志望していたというのはおもしろい背景。

ただそれもポーズに見えてしまうのがこういう職業の悲しいとこでもあるんだろう。
CI戦略で企業が付き、そこからお金を引っ張るという図式は何かもの足りない。
単に会社が大きくなればそこらへんのパワーバランスは流動的になるのかもしれないけど、どのように深層に介入していけるかがいまいち見えない。
確かにいろんな人と組めればステータスがあがっていくのはもちろんなんだけど、自身のクリエイティビティをどういうところに設定してるのかをもう少し聞きたかった。
順番は前後してしまうが、最後の豊田さん。
3Dモデリングをその場で見せてくれたりしてイケイケな感じがおもしろい。
経歴もおもしろくて、安藤忠雄事務所でコテコテの手描きを描いたと思ったらNYのshopという3D専門みたいなところを渡り歩いてたりする。

仕事は主に中国が多いらしくて、まさに何でもありの中国的状況と豊田さんの手法はうまくマッチしてると思った。
BIM元年と言われてるだけにコの手の話題が本当に多いけど単純にカタチのためのカタチを作ることにはあまり興味はないなー。
というか単純にカタチがダサイ笑
いろいろ作れるのはいいけどフィニッシュにもっと責任というかプライドを持つべきじゃないだろうか。

でもこういう技術はあとでみたら当然エポックメイキングになるとは思うし否定はしてない。

ダントツにおもしろかったのは磯谷さん。

芸大至上最高という卒制が圧倒的にカッコイイ。笑

制作に対するアプローチがまた素敵。敷地を自分のものにしようといろんな図面を作ってみたり、持って帰ってきた現場の土でコンクリートを打ったりするノリがたまらない。

建築自体は自分の内面から出るインスピレーションのみに従ってものを決めていくというまさに芸大的思考。

東工大からすればプログラムもままならない卒制はそこでアウトなんだけど社会性みたいな小さなまとまりをこの際度返しできる表現にはもはや何もいらないですよね。

その他、過去に制作された作品もカッコイイんだけどバカっぽくておもしろい。

毎日食べるシラスをオブジェにしたり、三年間世界を旅した靴の裏をある日思いつきでローソンでスキャンしたり笑。
道ばたに小便して絵を書いたりもしてた笑

こういうのに位置づけもくそもないんだけど、社会性が範疇に無いかというとそうではなくて非常にパーソナルな思考の地平にみているはず。(そうであってほしい)
ただ社会性か私性(詩性)かみたいな2項対立で語るのは全然おもしろくないからやめとくけど。


いちばん気にいったのはゆるかったところですね。
こんなバカな大人は素敵だと思います。

昔、小学生くらいの時兄貴と地元の大学の文化祭に行って初めてオペレッタというものを見た。
そこでしょうもないアホな劇をやっていたんだけどそれが最高におもしろくて、そこにセンタイモノのようなヒーローとして出てた人が終わりに劇中で使われたサングラスをくれた。
覗くと光が全部星に見えるというこれまたアホな代物なんだけど(わかるかな。。)すごくうれしかった。

小学生からすると大学生で劇なんかやる人は完全に大人なんだけど、アホでやさしい大人がすごく素敵に見えた。


文化祭ってそれでいいんですよね。


お疲れさまでした。

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