今回のテーマは「データ・プロセス・ローカリティ」について。
近年高まっている建築家の設計プロセスへの関心や情報化に伴う設計環境の変化について、実務をされている建築家や設計者、他分野の学識者らが討論を行った。
議論の焦点は、近年話題になっているBIMという新しい設計技術に絞られた。
BIMとは簡単にいうと3Dのモデリングのソフトのことなんだけど、3Dを作ると平面図も建具表も風のシュミレーションも同時にできてしまうというある意味おそろしいツール。
しかも変更が自由にきいて、いろんなことが同時に解決できてしまう。
こりゃいいっていうんで、みんな使い始めてるっていう話。
これだけ聞いてると「いや、使うしかないっしょ」ってことになるんだけど、事態はそんなに単純ではなくていろんなことが分かることできることで逆に見失うものもあるということ。
例えば、僕たちは基本的に見たり、聞いたり、嗅いだり、いろんな感覚を総動員して生活してるわけだけれど決められた感覚器官が他にないからその外側を想像することは難しい。
でも、もし耳が聞こえなかったり目が見えなかったりしたすると、なんとかしてその感覚を想像しようとするから実際に僕たちが見たり聞いたりしてるのとは違った解釈でまた新しい感覚を発見できたりするのかもしれない。
つまり何が言いたいかというと、別にBIMが悪いとかそういう話ではなくて外側を想像せよってことになる。
想像力について考えると、手塚治虫のことをつい考えてしまう。
壮大なドラマだった火の鳥のことを考えるとまだまだ外側があると思えてくる。
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