
去年1年間かけて、手伝っていた東工大百年記念館の新展示室改装計画がようやく完成、オープンしたので夏休みを取って、見に行ってきました。特に展示パネル(1枚30万円!)は細かく設計し、何度もやりとりを重ねて、苦労した思い出があったので感動もひとしお。



元々、百年記念館という歴史的な建築に手を加えるという事自体、大変なことだと思うし、こうやって実物になるものに関われたのは本当に運が良かったとしかいいようがない。
そして、改めて百年記念館という建築の器の大きさに気づいた。
もともと会議室を展示室に変えるのだから、多少無理がありそうな気もするが、これが全く苦しくない。
スケール感という意味でも、会議室特有の凡庸さが、むしろ心地よく感じるのはさすがだなと思った。
百年記念館は一階の大きな気積の展示室を指して、抽象的というか、とらえどころがないというような形容をされることもあるが、今後はこの極端に小さい展示室とセットで観るとおもしろと思う。
公共施設の外観を担うべく開口が、上から2番目の写真のように、一つの展示室の大きな(それでいて茫漠とはしていない)窓に変わるとき、建築はおもしろいなと思ってしまう。
相手がどこまで考えているかが、こうやって関わっていくことで、少しづつ紐解くことができた貴重な経験でもあった。
展示品もおもしろい品が随分並んでると思います。遠藤さんの話では近所の子供たちがよく見に来るんだとか。
現在グッドデザイン賞に出展中で、運が良ければ、今月末に選ばれるかも?



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