2009年11月24日火曜日

形式ではないもの

午前中、展示室計画の打ち合わせ。
全体の日程が決まり、いよいよ年内に発注をとることに。急がねば。


午後、設計製図第4の第2課題の講師として若手建築家の長谷川豪氏がいらしてレクチャー。
やはり塚本研らしく、住宅のリテラシーを持っている方という印象が強い。

3つのキーワードを掲げているのがおもしろい。

1.住宅を大きな環境としてつくる。
2.誰のものでもない空間。
3.形式を働きにする。


1つ目は配置で答えを出す西沢さんの考えが大きいのか。2つ目は都市の中に住宅を位置づける塚本さんだろうか。
3つ目も塚本さんぽいのだが、本人の興味がいわゆる形式からずれてきているのが興味深かった。


最近ではもう少し建築のレトリックの中に形式を見いだそうとしているように思える。
例えば、単に吹き抜けの空間の積層なんて構成自体は当たり前なんだけど、吹抜けのエッジが丸っこくなっているだけで不思議なカンジとか。
それは窓や壁というような建築言語を信用しつつ疑ってると言えるのかもしれない。
そこにリテラシーを感じる反面、流行りっぽくもありややギモン。


その後時間があったので、大学のそばにあった長坂さんのリノベを見に行く。


マルジェラのように白いペンキを塗りたくった外観はインパクトがあってオシャレ。


大きな開口から構造的な補強(?)の厚い壁が見えて既存のいわゆる住宅っぽさが丁寧にずらされている。
普通なんだけど普通じゃない。当たり前か。。
基壇とヴォリュームのカンジもいい。

でも形式以外の部分に可能性を見いだすという意味で長谷川さんに繋がっておもしろい。



こないだ友人の結婚式の2次会でスーツをスパイラルに忘れてきてしまった。。
どうしてオレってこうなんだろうとつぶやきながらも、渋谷にいくついでにギャラ間によって隈研吾展を見に行く。
こちらは模型の迫力はあったが、逆に今日の2人と対照的に形態やそれを支える形式が浮き彫りになる。

どちらがいいということではもちろんなくて、それぞれにそれぞれの危険は含んでいるけど極端なのが印象的だった。


個人的には方法論としての形式よりは、建築そのものを形作ってきた建築言語にまだ何かあるんじゃないかという期待がある。

4 件のコメント:

  1. ういっす.
    久々においしい言葉発見.
    ごちそーさまでした.

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  2. 久々だね。

    いやー、連絡できず申し訳ない。。

    研究はどうっすか?
    もう追い込みだよね。

    車は来たんだけどなかなかタイミングがなくて。

    年末帰る?

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  3. いえいえ.
    研究はいい感じに進んでるよ.
    最近は楽しんでいるので忙しさはあまり感じません.

    年末はもちろん帰るよ.

    最近ふと鳴らしたくなったりします.
    では,また!

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  4. そっか、いいかんじじゃん!


    あオレも思ってた。しかもバルーンで。
    やっぱこの季節はバルーンがいいよね。

    じゃ、年末帰ったらTAKクン連れて行こう。

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